このご時世、だからこそ"生モノ"
こんにちは。
私事ですが、先日、舞台「両国花錦闘士」の新歌舞伎座初日公演に行ってまいりました。
その直後に余韻に浸りつつ書き殴った備忘録です。
こんなに心が動いたのが久しぶりで、やっぱり生の迫力は違うなぁ、と。
ここから駄文がしばらく続くかと思いますが、
よろしければお時間お許しのときにお読みください。
また、ネタバレを含みますので、お読みになられる際はご注意ください。
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発気よい!!
もうどこから話せばいいのかわからないけれど!
私は今日この日この時間をほんっとうに楽しみにしてて、チケット取った時からずーーっと楽しみで、舞台始まってもずーーっと楽しくて、で終演後の今に至るわけですけど!
まずもうずーーーーっと面白かった!楽しかった!幸せでした!!!
なんやろ、人間、初めましての感情、しかもどでかいやつに出会うと泣きながら笑顔になるんだなぁって学びました。そんな感じ。
ご時世的に声を出して笑ったりフゥーー!って盛り上げたりすることを憚らざるを得ないような状況ではあるから我慢は頑張った。
でもそれでも面白くて思わず声出して笑っちゃうし、フゥーって言えない分めちゃくちゃ拍手しました。手痛いもんね。
なんか心の渇きというか、そういうものを満たしてもらえたなぁって思ったなぁ。
でもね、何にそんなに興奮したんですか?って言われたら明確に答えを出すことはできないの。もしかしたら大人になればわかるのかもしれないけれど。
まわし姿のお相撲さんたちとか綺麗な女の人たちがたくさん歌って踊ってるのはもちろん迫力あるし、ストーリーも笑いあり最後に少し涙ありでとっても面白いんだけれど、なんなんやろ。やっぱり生であることがでかいのかなぁ。
演者さん達の魂が真に伝わるのはやっぱり劇場に脚を運んでからこそのもので、その魂みたいなのにとにかく圧倒され続けたんだろうなぁって感じます。が、今もよくわからない。し、私の語彙力ではとにかくすごかった!!!楽しかった!!幸せ!!面白い!!!って並べるしかないんです。それほど心が動いたんです。
幕が上がってオープニング、主演の原くんも事前コメントで言っていたんだけれど、迫力がすごくて他のこと考えられないくらい、とにかく舞台に釘付けになっちゃうオープニングから始まり、そこから1幕終わりの休憩までグッと引き込まれて最上級の「あれ?いつのまにか時間経ってるやん」、を体験しました。オープニングの迫力が本当にすごくて、なんかわかんないけど目の下濡れてた。なんかわかんないけどね。
これも生モノの醍醐味ですよね。
そこからお話の展開はもちろんなんだけど小ネタが散りばめられてて、それがもういちいち面白くて!
キャストさんの表情がもう本当に変わる変わる。それもこんなにも引き込まれた要因の一つでしょう。
なるべく話の内容には触れないでおこうと思うのだけれどこれだけ。
昇龍〜!!!さくらこ(りょうさん)抱いたんだろ〜〜〜!!!!!!!もうりょうさんの色気がやばくて失神でした……
お色気も下ネタも割とある舞台だったけれど全部ポップで面白かったから自分の子供にも見てほしい。子供いないけど。
性格も容姿も態度も真逆、そうして敵対していながらも思うことは同じ「あいつには絶対負けない!」な2人が最後にたたかってどっちが勝つの?!え?!!!みたいな終わり方でそこもまた良い。も〜〜ううずうずするじゃん!もっかいみたいじゃん!ずるいじゃん〜!!!ってなりました。
カーテンコールも舞台の醍醐味ですよね。敵対してた2人がカーテンコールになった瞬間、元の人間に戻る感じ(伝われ)。一緒に舞台を作り上げた仲間に戻る感じ。私この瞬間が本当に大好きなんです。もーーーーう舞台最高。しばらく新歌舞伎座に住みたい。住まないけど。
急遽主演をすることになって、いろんな注目もプレッシャーもあったろうけど、最後にカンパニーを自慢げにさしたり後ろでノリノリで曲に合わせて笑顔で踊ってたりセンターで堂々胸を張ってお辞儀してる原くんをみてちょっぴり泣きそうでした。原くんのあの表情絶対一生忘れない。コメディーの舞台上の原くんは今までみたどんな原くんよりキラキラしててイキイキしてました。
もちろんキャストさんみんな素敵でキラキラ生き生きしていらしてもうこっちも幸せたくさんもらっちゃいました。あぁ余韻。
あと曲が最高で、もう何が何だか。ぜーーんぶ良い曲なの。踊りもめちゃくちゃいいから踊りたい。原くんがダンス上手いのはもちろんなんだけれど、個人的には大原の櫻子ちゃんのダンスがめちゃくちゃいい。みんなみてほしい。櫻子ちゃんね、ほんっとに目を引くのよ。オーラがキラキラしてる。
てか両国花錦闘士サントラ出してほしい。毎日聴きます。ずっと聴いてたいもん。主題歌はサブスクでダウンロードしたんだけどもう早速リピート。帰りの電車でずっと聴いてました。
正直こんなご時世でみんな疲れてると思うんです。自分語りにはなってしまうんだけれども、大学1年生の私は毎日よくわからんオンライン授業やら膨大な量の課題をわけわからんままやって、あぁまた提出しなきゃ、また課題やんなきゃ、授業出なきゃ、ってもうそれはそれはよくわからんものによくわからんまま追われている状態で正直先が見えないなぁって思う時もあるし、でも定期テストはあるから勉強しなきゃなんないし、
もう最近はぐちゃぐちゃになっちゃってたけれど、一度生の舞台をみること、生モノを体感すること、劇場に脚を運ぶこと、そんなことで刺激を受けて心が動いて、あぁ明日からも頑張ろう!ってもうこの先なんでもこいや!っていうぐらいのパワーをもらえる。やっぱり生モノには何かわからない力があるんだなぁって。それはキャストさんやスタッフさん全員の全身全霊を浴びさせていただいたからこそなんだろうなぁ。なぜかずっと拍手してたいしもう拍手あんだけじゃ足りないよぉ!
本日はありがとうございました。
座長のこんな言葉で締め括られた舞台でしたが、こちらがありがとうございましたで。もうほんっとに楽しかった!笑顔が止まりませんでした。ずっと笑ってました。帰りの電車、笑顔で不審がられてないか心配です。もう怖いものはない気分です。
最後になってしまいましたが主演の原嘉孝さん、キャストの皆様、スタッフの皆様、
本当にありがとうございました。大阪場所初日おめでとうございました!
博多座の千秋楽まで全員が欠けることなく無事に駆け抜けられますように。
2020.01.05
まだチケット売ってるから是非見に行って!!
まじでオープニングで元取れますよ なんだかわからないけどとにかくめちゃくちゃ元気になれます 明日からがんばって生きていきます!無敵な気持ち!(急にアホそう)(ずっとアホやったとか言わんといて)
決めた!今年はいっぱい生に触れに行くことにする!!次は実験室ね!!!
じゃね!ちゃぼすっ!